石子順造的世界展に行ってきました

2/26 (日) まで府中市美術館で開催されている「石子順造的世界展 美術発・マンガ経由・キッチュ行」に行ってきました。
石子順造さんは、70年代に活躍した評論家の方です。現代アートやマンガを分野としています。

最寄り駅の東府中駅から20分、
軽いウォーキングをして府中市美術館へ到着、平日だからか人はまばらでした。

展示はタイトルどおり、3つのゾーンに別れている。美術ゾーンでは、現代アートや錯視を使った作品が、マンガコーナーではつげ義春ねじ式」の原画が、キッチュコーナーでは、ペナントや祝儀袋、大漁旗を展示している。

現代アートやマンガ、街角にあるものを並べたキッチュ。わかりにくい。どこがアートで何がアートなのか。

その謎の一つ一つが石子さんの言葉で解説されていく。学校や美術館で見るものだけが美術なのか。世の中に絵やモノが現れるのは何か背景があるのではないか。石子さんの視点で解釈される。

わかりにくい、言葉にデキない、日常の風景を取り上げて評論した人が石子さんなのだと思いました。

展覧会は来週の日曜までです。